「薬物乱用防止」講座
2020年9月28日 12時03分 6年生は、愛媛県赤十字血液センター顧問(名誉所長)で元外科医師の松坂俊光先生のお話を聞きました。わたしたちに起こりうる「依存症」の可能性は、薬物だけにとどまらず、酒・たばこ・スマホ(ネット)、ゲーム、ギャンブルなど様々です。特に、スマホ依存症の影響として、「学力・体力・視力などの低下」については明らかになっています。また、脳機能にも影響があり、脳障害になると、それをもう治すことはできず「やめたくてもやめられない」という状態に陥ってしまうそうです。「スマホをやめなさい」という声掛けに、イラっとするお子さんの姿を見たら要注意。スマホ依存症予備軍かも知れません。現在、すでに「スマホ(ネット・ゲーム)依存症・予備軍」の割合はなんと40%です。今日の学習について、是非ご家庭で話題に出していただき、スマホの使い方(場所・時間帯・金額など)を今一度、家族で一緒に見直してみてはいかがでしょうか。ちなみに、学童期の子どもは「1日30分以内の使用が望ましい」そうです。
松坂先生は、今後「気付き、考え、実行する」人になってほしいと、子どもたちに強いメッセージを残してくださいました。今日の学習を基に、自分について見つめ直したり、正しい判断をしたりし、何かの行動に移すことができるきっかけになってほしいと思います。