校長室から

150周年に向けて

2020年3月31日 10時32分

かつて「湯山七湯」と呼ばれる七つの源泉があり「いゆの里」と言われたこの地域に湯山小学校が創立されたのは、1874年(明治7年)3月10日のことです。

ですから、湯山小学校は、来年度(令和2年度)147年目、令和5年度には創立150周年を迎えます。

この間、多くの子どもと教師が、保護者や地域にみなさんに支えられ、校訓「よく学び よく遊べ」のもと、たくさんのすてきなドラマを繰り広げたことでしょう。

初代校長、相原啓次郎氏の作詞された校歌「一、流れつきせぬ石手川 かおりゆかしき菊が森 幾代変わらぬかげひめて たてる我等のまなびのや 二、道後平野に水そそぎ 明るい希望の灯をともす いでゆの里の山河の 幸をばたたえ我等たつ」は、まるで、湯山小学校で変わらず営まれてきた教育の姿を予言していたかのようです。

湯山で育ち、湯山で学び、湯山を愛し、湯山を誇りに思う、「生きる根っこ」を湯山にもつたくさんの人々が、これからも、これまでもつながり続けていてほしい。そして、湯山小学校は、その拠り所として在り続けたいと思います。

数年後、150周年の機会に、たくさんの人々の心が集うのが今から楽しみです。