校長室から

「できる」を実感

2020年6月17日 12時21分

 学校が再開して3週間が経ちました。様々な制約の中、子どもたちは、環境に適応しながら頑張っています。その場、その環境、その時代に適応しながら生活できる柔軟性、しなやかさを身に付けることは大切だと感じる日々です。

 この3週間、子どもたちの「できる」姿をたくさん見ましたが、この「できる」を子どもたちに実感させることは、大きく成長するきっかけになると感じています。「自分はできる」「やったらできた」という経験の積み重ねは、自信につながり、「次もやってみよう」という意欲になります。そして、それを、場所が変わっても場面が変わっても通用する本物の力にすることも必要です。
 そのために、学校においては、思考を働かせた場面での「できた」の経験を多く積ませたいと思っています。子どもがそのときどきの立場や役割と真剣に向き合い、これまでの自分の経験や学びを基に、人との関わりの中で、思考を働かせて課題解決に取り組む姿を追求していきたいと思っています。

 今、頑張っている子どもたちの意味ある行動を、しっかりと認めていく応援団でありたいと思います。保護者の皆様、地域の皆様のご協力に感謝いたします。