校長室から

春の訪れ

2022年2月12日 11時43分

 3学期も、もう半ばとなりました。
 校庭の一人一鉢の花も、まだまだ小さいですが色とりどりの花をつけてきました。子どもたちは、登校後、水やりを欠かさずしています。花が咲いている様子を見て、きっと、春の訪れとともに寒さに耐えてきた植物の生命力を感じていることと思います。水やりの様子を見ていると、自分の鉢だけでなく、友達の鉢にも優しく水やりをしている子がいます。今、水やりに来られない友達を気遣っているのか、または、花への愛情か、どちらにしても、心温まる光景の一つです。
 今、タブレットを活用しての学習が進められています。タブレット学習のよさは、どこにいても「共有できる」「協働できる」という点です。そのよさを生かして望むことは、子どもたちが、協働学習を進めていく中で、友達のよさ(多様性)を認め、自分の得意なことで活躍してほしいということ、また、チームで学ぶことや作業することの面白さを感じてほしいということです。学校は、他者を理解する力を育てるという点からもとても大切な場所です。友達が「どういう気持ちなのか」「どうしてそのように考えたのか」など理解しようとする力と心を育てていきたいと思っています。