子どもが育つ学校を目指して
2021年5月13日 13時32分 学校では、新型コロナウイルス感染症対策を十分に行いながら教育活動を実施しています。そのような状況の中でも、子どもの姿にうれしさを感じる場面がたくさんあります。
一つ目は、6年生の一人が、春休みに全校児童と教職員分のシトラスリボンを作ってきてくれたことです。4月中旬には、運営委員会が中心となり贈呈式を行いました。また、5月の「いじめ0の日」には、給食時の放送で、「いただいたシトラスリボン。名札の横に付けている湯山っ子も多いと思います。コロナによる差別をなくして、みんなが協力してこの大変なときを乗り越えていきましょうという思いをもって作っていただいたシトラスリボン。今日までの皆さんの行動を振り返ってみましょう。自分とみんなに優しくできていますか?みんなと協力して頑張れていますか?自分とみんなにありがとうの気持ちは持てていますか?今日はいじめ0の日です。湯山っ子のみんなが元気になかよく学校生活を送れるように『やさしさ』『協力』『ありがとう』の気持ちを大切にして一日を過ごしてみましょう。家に帰ってからも、友達と遊ぶときや家族のみんなで過ごすときに、日頃の『ありがとう』を伝えるのもいいですね。」と子どもたちが呼び掛けました。
二つ目は、1年生の学校探検の場面です。例年であれば2年生と1年生が手をつなぎ、2年生のエスコートで学校探検が行われますが、今はそれは叶いません。そこで、1年生だけの探検で1年生が困らないようにと、特別教室の入口に2年生の手書きの案内メッセージを貼り付けました。手はつながなくても、心はつながっている取組です。
このような湯山っ子の豊かな育ちを見逃さず、一つ一つの行動の意義をしっかりと子どもたちの心に伝え、互いの心をつなげていきたいと思っています。
それぞれのご家庭でも、感染症対策を第一に、学習面、健康面を整えてくださっていることに深く感謝申し上げます。