校長室から

充実した3学期に<学年の締めくくりを>

2021年1月14日 14時42分

 新年明けましておめでとうございます。今年も教職員一同、湯山っ子のために誠心誠意努力してまいります。保護者の皆様、地域の皆様には、引き続きご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 3学期の始業式に、子どもたちの元気な顔が見られたこと、大変うれしく感じております。いつもと違う新年だったと思いますが、感染症対策、交通安全と様々なことに気を付けられながら、ご家族揃ってよいお正月を迎えられたことと拝察いたします。
 子どもたちは、初詣で何をお願いしたのでしょうか。また、どのような目標を立てたのでしょうか。一年の初めに、新しい気持ちで「今年一年、こんな年にしよう」「今年はこんなことを頑張ろう」という願いをもつことは、とても大切です。一年後に、自分はどんな自分になっていたいのか、どんなことができる自分になっていたいのか。そんなことを考えながら、目標を立ててほしいと願っています。

 3学期は、学年の「仕上げ」と次にやってくる学年の「準備」をするときです。
 6年生は中学校進学に向けて、どんな自分になっていたいのかをよく考え小学校最後の仕上げを、5年生は先輩のよいところをたくさん見て模範とし、最高学年になる心の準備をしてほしいです。また、4年生、3年生、2年生は特に勉強で苦手なところ、分からないところを3学期のうちにできるように、また、1年生は挨拶や話の聞き方などで、4月に新しく入学してくる新1年生のお手本になれるようにしてほしいです。

 この3学期を有意義に過ごすために三つのことを始業式に話しました。
 一つ目は、「決めたことをとことんやる」です。挨拶の声やテストの見直し、宿題忘れ、早寝早起きなど、今までできていないなあと思うことの中から一つを決めて、できるようになってほしいです。
 二つ目は、「苦手なことをあきらめずに頑張る」です。学習で苦手なところ、例えば、算数の計算、国語の漢字、体育の縄跳びなど、簡単にあきらめたり、止めたりしないで、頑張ってみるという気持ちをもって取り組んでほしいです。
 三つ目は、「『ありがとう』を大切に」です。家族、先生、友達、地域の人に支えてもらっている毎日の小さなことを見逃さず、日頃見えていないもの、気が付かないことをもう少しよく見ると、きっと「ありがとう」がたくさん言えるようになります。感謝の気持ちを大切にしてほしいです。

 一人一人の個性を認め合って、一人の友達のためにみんなが力を合わせる、クラスのために一人でも頑張る という気持ちでこの3学期、よいクラスづくり、よい学校づくり、よい思い出づくりをしてほしいと願っています。
 3学期の登校日は52日、6年生は51日です。一日一日を充実させ、みんなの力を結集して、すてきな湯山小学校にしていきます。ご支援をよろしくお願いいたします。