校長室から

2学期のはじめに

2021年9月2日 09時25分

 8月中旬の豪雨で、人の命が失われるという悲しい出来事があり、自然の脅威から命を守るということについて考えさせられました。子どもたちには、災害から命を守るということについて日常的に家族と話し、命を守る行動を身に付けてほしいと願っています。
 2学期が始まりました。子どもたちの元気な顔を見ることができ安心しました。今年の夏休みも、新型コロナウイルス感染症対策で生活や活動に制限があり、得意な分野で活躍したり、親戚や友達、地域の方と一緒に楽しんだりすることができなかったことと思います。
 そういう中、東京オリンピック・パラリンピックをテレビで観戦した子どもたちも多いのではないでしょうか。新型コロナウイルス感染症の影響で1年延期されたオリンピック・パラリンピックですが、選手の活躍は、観る人に感動と勇気を与えてくれました。本番に最高の力が発揮できるように準備を進めてきた選手にとって、この1年、何を考え、どのように練習を重ねてきたのでしょう。ゆめに向かって挑戦し続けてきた選手の精神力の強さに感動します。中学生の活躍も目立ちました。ほぼ同年代の高学年の子どもたちの目には、どのように映っていたのでしょう。現在行われているパラリンピックは、障がいのある人たちのスポーツ大会です。様々な障がいのあるアスリートが困難なことがあってもあきらめずに限界に挑戦し続ける姿を見て、子どもたちには多くのことを感じ、学んでほしいと思っています。
 2学期は、学習や行事が充実する学期です。感染症対策をしながら、子どもたちが何事にも力いっぱい取り組み、仲間との思い出づくりをしていけるよう、教職員一同、力を尽くしてまいります。よろしくお願いします。