校長室から

子どもたちの笑顔に励まされ

2020年5月13日 13時42分

 分散登校が始まりました。
 一日目は、Aグループの登校です。通学路途中の横断歩道で待っていると、登校指導に来てくださっている保護者の方が、「いつもより少し遅いですね。エレベーターを使わないですからね。」と。湯の山から通っている子どもたちは、平常時はエレベーターを使っての登下校(松山で、通学路にエレベーターが入っているのは、珍しいですよね)ですが、今回は3密を防ぐために、エレベーターの利用はせず、坂を歩いての登下校となっています。ちょっときついかもしれませんが、これも、命を守るため。その効果は、体力つくりにもつながっていくと思います。「はなれとくけん」で、たくましく登校しています。
 二日目は、Bグループです。昨日もですが、登校指導に立っている方や止まってくれた車に、班長が「ありがとうございます」と挨拶をしていることを大変うれしく思いました。子どもたちは、今の状況をしっかりと受け止めながらも普段と変わりなく、あるべき姿で行動してくれていることをうれしく思います。また、たくさんの地域の方が見守りをしてくださり、声をかけてくださっていました。地域で子どもたちの安全・安心を見守り、子どもたちの心を育ててくださっていることに感謝の気持ちで一杯です。
 この二日間で、久しぶりに全員が学校に登校したことになります。半分ずつではありますが、元気な声を聞き、笑顔を見るとほっとします。学校に来たときにできること、登校しないときにできることを考えて、毎日を過ごしてほしいと願っています。全校でいっしょに勉強したり、遊んだりできる日が来ることを願い、「換気しとるけん」「はなれとくけん」「集まらんけん」を守り、今をみんなで笑顔で過ごしていきたいです。